日本が抱える課題----「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか?
「顧客が言うことは何でも引き受ける」という日本人の勤勉さは、高度成長期を通じて無類の強さを発揮しました。しかし、それは同時に過当競争を生み出し、差別化ポイントを失わせ、「高品質なのに低収益」というアイロニカルな矛盾を生み出しています。
本書のテーマ----顧客中心主義とは、「顧客に振り回される」ということではなく、「顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供する」ということなのです。
マーケティングの入門書的な内容です。
小説仕立てで読みやすいです。
題材が会計ソフトの会社なので親近感を持ちました。
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