Android 版 SHOT NOTE が配布開始されましたので、レビューをかねて、今まで使っていた CamScanner と比べてみました。
CamScanner -Phone PDF Creator - Android マーケット
使用目的としては、手書きのメモを Android 携帯のカメラで撮影して、トリミング、台形補正を行って、Evernote へ格納することです。
レビューのために SHOT NOTE(336円~)を購入するのは、もったいないので、ネットの情報から自作して、A4 用紙に 4ページ分 印刷してテストしました。
SHOT NOTE
撮影までの手数が少なく、トリミング、台形補正も自動で行われます。
正しく認識させるためには、撮影にコツが要りますが、慣れれば問題無いようです。
右上の「No.(連番)」と「DATE(日付)」は OCR 認識を行ってくれるため、使いたい人は特殊な書き方で数字を書く必要があります。
OCR 認識の精度はイマイチで、かなり丁寧に書く必要があります。
画像の解像度(1024×768)が低いため小さな文字は見にくいようです。
Evernote への格納も簡単で、タグも付けられます。
しかし、解像度が低いせいか、Evernote での OCR 認識率は低いです。
CamScanner
SHOT NOTE と比べると自由に撮影できます。
解像度も高く(カメラに依存?)、A4 用紙でも問題有りません。
トリミングは、アプリが境目を検知してトリミング枠を提示してくれます。
そのままでも十分認識してくれますが、手動でトリミング枠を指定する事も簡単です。
台形補正と画質調整は自動で行ってくれます。
Evernote への格納は他のアプリの「共有」機能と同じで、Evernote のアプリがインストールされていれば画像として引き渡せます。
ちなみに、Dropbox へのアップは、このアプリ自体で対応しているため、より簡単に送れます。
解像度が高いせいか、Evernote での OCR 認識率は高く、上の画像のような汚い字でも「会」「製」「テスト」などが認識できました。
メモ帳以外でも、雑誌、ホワイトボードなども補正できます。
試しに、防災パンフレットを撮影。
SHOT NOTE | CamScanner | |
撮影の手軽さ | △ | ○ |
画像補正の手軽さ | ○ | △ |
Evernote 連携 | ○ | △ |
解像度 | △ | ○ |
Evernote での OCR 認識 | △ | ○ |
メモ帳以外の撮影 | × | ○ |
コスト | △ | ○ |
総評
SHOT NOTE の利点は、簡単にトリミング、台形補正などができ、Evernote へのアップが簡単にできる点です。
また、連番や記入日などを OCR 認識させて管理することも出来ます。
CamScanner の利点は、撮影もトリミングも自由度が高い点です。
また、他のアプリへ「共有」機能で送れる点も良いです。
手軽さの SHOT NOTE、自由度の CamScanner
適材適所で使い分けるのが良いですが、SHOT NOTE のメモ帳は、少し高い気がします。
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